日 時:12月25日(水)13:30-16:10
場 所:山口市吉田1677-1
山口大学 吉田キャンパス
獣医学研究科棟4階 大講義室
※オンサイト限定
※事前申込み不要
※一般参加も可能です。
当日は直接会場までお越しください。世界中で人と動物の間で様々な問題が発生する中、動物の健康が人の健康に密接に関係することが提唱されています。日本では2019年6月に動物の愛護および管理に関する法律が公布され、愛玩動物の適正飼養や愛護動物に対する動物虐待の厳罰化がなされました。法律の改正に加えて、近年の動物虐待の検挙数の増加傾向から、「法獣医学」の重要性が高まっています。法獣医学は関連法規が存在する動物全てを対象とするため、その学術的意義は、人・動物・環境の健康を1つと捉えるOne Welfareの概念と共通するところがあります。
本シンポジウムでは、国際的な動物福祉への関心の高まりの中で、人と動物が健康に共生していくために重要な情報や国内の実態について、法獣医学的調査や研究活動を実践する研究者の方々からご紹介いただきます。シンポジウムを通して、人とかかわる動物の健康と私たち人の健康を、共に達成する社会創造の一助となればと期待しております。
13:30 開会の挨拶 谷澤 幸生 (山口大学 学長) |
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13:40 One Welfare国際研究センターの紹介 度会 雅久 (山口大学 One Welfare教育研究センター長) |
14:00 日本獣医生命科学大学における法獣医学の取り組み 田中 亜紀 (日本獣医生命科学大学獣医学部野生動物学研究室 特任教授) |
14:40 社会の中の法獣医学 -現状と課題- 佐伯 潤 (帝京科学大学生命環境学部 教授・附属動物病院長) |
15:10 法医学における法獣医学的視点の必要性・重要性 髙瀬 泉 (山口大学大学院医学系研究科法医学講座 教授) |
15:40 質疑応答 | |
16:00 閉会の挨拶 上西 研 (山口大学 理事) |
- お問い合わせ
One Welfare国際研究センター 清水 隆 083-933-5940(代表)- OWCシンポジウムポスター