土壌は地表面に存在する自然物で地球上に様々な種類が存在しますが,陸地面積で平均するとわずか十数センチの深さしかありません。このように土壌は地球全体からみるとほんのわずかな部分でしかありませんが、植物生産能力や環境調節能力が備わっています。そして,これらの能力には土壌中に含まれる様々な成分や生物が関わっているのです。
このような土壌の
・環境によって異なる土壌の特徴(利点・欠点)
・土壌の機能が発現される仕組みや状況
を理解し、私たちの生活や地球環境にとってよりよい活用と保全の方法を見いだすことは、環境との調和が求められる現代社会にとって必要不可欠だと考えられます。そこで,当研究室ではこのような土壌について新しい知見を得るために研究をおこないます。