山口大学教育学部附属特別支援学校 教育学部
附属特別支援学校

本学への寄付

小学部

【小学部の紹介】

めざす子ども像
●好きなことの発見 (興味関心を生かす)
●受け止められた実感に基づく自己理解(自己肯定感を高める)
●自己選択・自己決定(自主性・主体性を獲得する)
●安心できる人間関係の醸成(社会性を獲得する)

 

小学部の時間割

 

1校時 日常生活の指導(朝の活動)
2校時 自立活動(個別の課題学習
3校時 生活単元学習
4校時 音楽 体育 図工 国語・算数 学活・道徳
日常生活の指導(食事・清掃 等)
5校時 自立活動(チャレンジタイム 日常生活の指導(帰りの会) 自立活動(集団
6校時 日常生活の指導(帰りの会) 学活・道徳

日常生活の指導

(帰りの会)

※低学年は火・金は5校時授業。中学年は、月・火・金は5校時授業

自立活動(個別の課題学習

一人ひとりに応じた学習課題に、自立的に取り組む学習です。自立活動の視点から各教科などの学習に取り組んだり、生活上の困難さの解消に向けた課題解決の学習を行ったりしています。特に「障害」におる学習上又は生活上の困難を改善・克服するために必要な要素」を満たす学習として成果をあげています。本人の種々の「困難さ」に対して、主体的に取り組む学習形態としています。

(例)

・読み書きに苦手さを抱えている生徒に対して、代替手段として機器の使用の習熟を図る学習。

・数の計算に苦手さのある生徒に対して、本人が得意な調理の計画等をとおして数の取り扱いを学ぶ学習。

・手指の不器用さのある生徒に、本人の興味関心の高い工具を使用した学習。

・苦手な行事参加の成功のために、児童・生徒と行うスケジュールチェック等の事前学習。

・対人関係、コミュニケーションに課題のある児童・生徒に対して、友達と一緒に遊んだり、会話をしたりするために、誘い方や聞き方、伝え方を教師と一緒に考えて練習する学習。 など

    
自立活動(チャレンジタイム
「チャレンジタイム」は、児童生徒一人一人の得意なことや、興味関心のあることを中心に学習課題を設定し、「何度も」「じっくりと」「期待感をもって」チャレンジを繰り返しながら、「こうすればうまくいった」という経験をとおして肯定的な自己理解を進め、主体的に自身の課題解決につなげていく時間です。自己理解MAPを年度当初作成し、このマップをもとにチャレンジタイムでやってみたいことを話し合います。自分での記入が難しい児童生徒については担任が聞き取りなどから記入するようにしています。このチャレンジタイムの実践は令和2年度より取り組んでいます。
  
自立活動(集団
集団自立の授業は社会性を獲得する基礎を培うことを目指す自立活動の時間における指導の一つです。指導内容は主に「人間関係の形成」や「コミュニケーション」を対象としており、小・中学部では「心理的な安定」も対象としています。本校は発達障害を伴う知的障害のある児童生徒が多数在籍しており、人との関わりやコミュニケーションに課題があり、情緒が不安定になりやすいという実態があります。そのため、一人一人の児童生徒が、将来、自立と社会参加をめざすには、集団の中で人とうまく関わり、協働することの良さや喜びを知ること、コミュニケーションスキルを獲得し、場や状況に応じて活用していくことなどが大変重要であると考え、集団自立の実践に取り組んでいます。
  

 

小学部の主な行事 (全校行事を含みます)
4月 入学式 始業式
5月
6月
7月 宿泊学習 夏季休業(7/21~8/25)
8月
9月 前期終業・後期始業
10月 ふようまつり
11月
12月 持久走大会 冬期休業(12/21~)
1月
2月
3月 終了式

 

 

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