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平成29年度動物慰霊祭を行いました

 9月26日(火)、総合科学実験センター生命科学実験施設前において、平成29年度動物慰霊祭を行いました。この動物慰霊祭は、医学・医療の発展のために犠牲となった実験動物の御霊への感謝と鎮魂のために、毎年,動物愛護週間(9月20日~26日)に合わせ行っているもので、教職員、大学院生など約110名が参列し、実験動物の御霊に感謝の意が捧げられました。
 慰霊祭では、初めに谷澤医学系研究科長から、人類のため崇高なる犠牲となった動物の御霊に対して、生命科学・医学の長足の進歩には実験動物から得られた情報が大きく貢献していると感謝の言葉が述べられた。続いて、動物使用者を代表して脳神経外科学講座の鈴木倫保教授から、動物実験の4Rの原則Replacement(代替)、Reduction(削減)、Refinement(改善)、Responsibility(責任)を遵守するとともに、命と引き替えに得られた貴重な情報を尊重し、広く世界に還元する責務を果たすことが実験動物への弔いであると慰霊の言葉が述べられた。
 また、生命科学実験施設の村田施設長から、平成28年度における実験動物の使用数、研究の状況、生命科学実験施設の利用状況等が報告された。
 続いて、いのちのために[動物使用委員長賞]受賞式が行われ、最後に参列者全員による献花が行われました。

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