平成28年度動物慰霊祭を行いました
9月23日(金)総合科学実験センター生命科学実験施設前において、平成28年度動物慰霊祭を行いました。この動物慰霊祭は、医学医療の発展のために犠牲となった実験動物の御霊への感謝と鎮魂のために、毎年、動物愛護週間(9月20日~26日)に合わせ行っているもので、教職員、大学院生及び学生など約120名が参列し、実験動物の御霊に感謝の意が捧げられました。
慰霊祭では、初めに谷澤医学系研究科長から、人類のため崇高なる犠牲となった動物の御霊に対して感謝の言葉が述べられました。続いて、動物使用者を代表して神経生理学講座の美津島教授から、「命と引き替えに得られた貴重な情報を尊重し、広く世界に還元する責務を果たすことが実験動物への弔いである」と、慰霊の言葉が述べられた後、生命科学実験施設長の村田准教授から平成27年度における実験動物の使用数、研究の状況、生命科学実験施設の利用状況等が報告されました。
また、生命科学実験施設において動物を利用した研究に関し発表された論文で、独創性及び有用性の観点から、特に優秀な論文に対する「いのちのために[動物使用委員長賞]」の授賞式を行いました。
特に独創性の高い論文 神経生理学講座 石川淳子さん
特に有用性の高い論文 器官病態外科学講座 上田晃志郎さん
最後に、参列者全員による献花が行われました。