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研究成果/活動報告 result

2025年3月6日

冨士彩紗さんが日本学術振興会「育志賞」を受賞しました。

冨士彩紗さんが、第15回(令和6(2024)年度)日本学術振興会育志賞を受賞しました。この賞は、令和6(2024)年5月23日~28日の期間に大学及び学術団体(日本学術会議協力学術研究団体に限る)より推薦された177名の候補者を対象に選考が行われ、選考委員会の選考結果に基づき、19名が受賞者として決定されました。冨士さんは、研究過程において、開口の駆動力形成を担う細胞膜H+-ATPaseが、光に応答して自己阻害領域内の2箇所のリン酸化により活性化することを発見しました。冨士さんは、生化学や分子生物学、分子遺伝学など、多角的アプローチによる研究に粘り強く取り組み、長年に渡り不明であった気孔開口の駆動力形成の仕組みを解き明かし、本領域の研究を大きく前進させました。

 

https://www.yamaguchi-u.ac.jp/news/40298/index.html

JSPS Ikushi Prizehttps://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/

2024年2月21日

武宮班の研究成果が Nature Communications に掲載されました。

武宮淳史准教授、冨士彩紗さん、山内翔太さんの研究グループは、東京理科大学の西浜竜一教授らと共同で、植物の「プロトンポンプ」が光によって活性化し、気孔を開口させるしくみを解明しました。

プレスリリース: https://www.yamaguchi-u.ac.jp/weekly/28916/index.html

論文リンク: https://www.nature.com/articles/s41467-024-45236-9

2023年12月4日

冨士彩紗さんが Taiwan – Japan Plant Biology 2023 (TJPB2023) において Poster Presentation Excellence Award を受賞しました。

大学院創成科学研究科ライフサイエンス系専攻(植物細胞シグナル学研究室博士後期課程)の冨士彩紗さんが、2023101316日に台北のAcademia Sinicaで開催されたTaiwanJapan Plant Biology 2023(TJPB2023)において、PosterPresentation Excellence Awardを受賞しました。本大会は、日本植物生理学会(JSPP)と台湾植物学会(TSPB)との合同国際会議として開催され、300以上の演題の中から10名がポスター賞を受賞し、冨士さんはその中でもトップ3の受賞者として表彰されました。冨士さんの益々の活躍が期待されます。

2023年10月30日

Nature Communicationsに論文が掲載されました。

松井健二教授の研究グループによる論文がNature Communications誌に掲載されました。植物が虫による食害あるいは物理的にダメージを負った際に放出される揮発性化合物の応答に関するメカニズムを明らかにしました。

https://doi.org/10.1038/s41467-023-41589-9

2023年10月12日

農学部生物資源環境科学科4年生の日名弘貴さんが第15回中国地域 育種談話会で優秀発表賞を受賞しました。

農学部生物資源環境科学科4年生の日名弘貴さん妻鹿良亮准教授研究室)が、202392324日に鳥取県若桜町の氷太くんで行われた第15回中国地域育種談話会で優秀発表賞を受賞しました。

本研究では、コムギの節水型系統と非節水型系統の両親系統から作出された交配集団を栽培し、光合成関連形質の大規模スクリーニングを行い、QTL解析によって蒸散を抑制しつつも光合成能に優れる形質を支配する遺伝子が存在する領域を絞り込むことに成功しましたその成果が評価され、今回の受賞となりました。

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