研究成果/活動報告 result
2022年3月16日
活性カルボニル種に関する解説記事が掲載されました。
「化学と生物」3月号に真野班から活性カルボニル種に関する解説記事が発表されました。
2022年1月5日
第1回若手の会を開催しました。
12月23日に植物ロバストネスの第1回若手の会を開催しました。この若手の会は、本プロジェクトに参加する学部生、大学院生、ポスドク研究員同士の研究室の垣根を越えた横の繋がりを深めるとともに、自身のキャリア形成を考える機会を提供することを目的に、若手育成の一環として開催しています。
第一部では4名の大学院生・ポスドク研究員による研究発表、第二部では前日の植物科学セミナーに引き続き、筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センターの杉本貢一先生に研究者としての生い立ちやご自身が大切にされている研究者像などを講演いただきました。
セミナーでは研究発表に対する活発な議論や情報交換に加え、特に、杉本先生の講演はこれから研究者を志す大学院生にとっては大変有意義なメッセージになったと思います。今後も若手研究者中心の活気あるフレッシュな会を定期的に開催する予定です。
2022年1月4日
第2回植物科学セミナー「植物ゲノム編集勉強会」を開催しました。
12月22日に筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センターの杉本貢一先生をお迎えし、第2回植物科学セミナー「植物ゲノム編集勉強会」を開催しました。
ゲノム編集は2020年にノーベル化学賞が授与されるなど、生命科学の基礎研究から応用研究に至る幅広い領域に革新をもたらす画期的手法であり、現在も目覚ましい発展を遂げています。杉本先生にはゲノム編集の歴史や従来の遺伝子組換え技術との違い、実用植物への応用など、幅広い内容を解説して頂きました。さらに現在杉本先生が手掛けておられるゲノム編集トマトについて、その作製方法から表現型解析まで、実践的な内容についてもご紹介いただきました。
セミナーでは活発な議論や情報交換が続き、本拠点が掲げる植物科学の基礎的知見に基づく環境適応植物の創出に向けた内容理解が進みました。また、セミナーには拠点メンバー以外にも理学部や農学部の教職員、大学院生、学部生が多数参加し、ゲノム編集技術への関心の高さを窺い知ることができました。
2022年1月4日
生物資源環境科学科4年の和田朋美さんが、優秀発表賞を受賞しました。
生物資源環境科学科4年の和田朋美さん(妻鹿研究室)が、2021年12月11日にオンラインで行われた第13回中国地域育種学談話会にて優秀発表賞を受賞しました。
今年度は日本育種学会中国支部(中国地方5県)と九州工業大学から17名の学生が発表を行い、4名が受賞しました。
2021年12月7日
総合科学実験センター 2021年度年次セミナーを開催しました。
2021年11月16日(火)にシステム生物学・RI分析施設(施設長 真野純一)主催で総合科学実験センター 2021年度年次セミナー「代謝物情報解析の現状と課題」を開催しました。
システム生物学・RI分析施設はメタボローム解析機器を整備しつつあり,今年度もLC-MS/MS(Orbitrap)の導入が予定されていることから,タボローム解析手法およびそれを活用した研究成果を紹介していただくセミナーを3時間半にわたって開催しました。本プロジェクトメンバーの妻鹿良亮先生には「GC-MSを利用した植物のメタボローム解析」という演題で,ノンターゲットメタボロミクスによる節水型耐乾性コムギ系統での解析の成果を紹介していただきました。その他,大阪府立大学北村進一先生、国立遺伝学研究所櫻井望先生、本学からは農学部肥塚崇男先生、妻鹿良亮先生に講演をいただき、サーモフィッシャーサイエンティフィクの武川泰啓様から本施設に12月に導入するLC-MS/MS(Orbitrap Exploris120)の使用法,データ解析ソフトの概要説明をいただき、学内外から45名の参加がありました。
各講演の後には活発な質疑応答が行われ、盛況のうちに終了しました。