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山口大学 理事・副学長 上西 研山口大学 理事・副学長 上西 研

カーボンニュートラルの達成等によるグリーン社会の実現は、人類の存続に直結する世界共通の目標であると同時に、国や地域が持続的に成長するために、避けては通れない最重要課題の一つです。
特に、山口県は温室効果ガス排出割合が大きい産業構造を形成しており、地域ゼロカーボンに向けた取組みが喫緊の課題となっています。
このような背景のもと、山口大学は地域の基幹総合大学として、学内の叡智を結集し、人文・社会科学から自然科学までの「総合知」により、グリーン社会の実現に貢献したいと考え、そのための一歩として、まず、グリーン社会実現のための基盤となる科学的知見を創出することを目的とした「山口大学グリーン社会推進研究会」を設立することにしました。
本研究会には総会、幹事会のもとに8つの部会を置きます。
部会ごとに大学の研究シーズと企業・自治体のニーズ等に関して情報や意見の交換等を行い、そこから創出された産学公連携による共同研究等により、従来の脱炭素・循環技術などの諸課題をブレークスルーした革新的な技術とともに新しいグリーン地域社会システムを生み出したいと考えています。
大学の科学的知見を社会実装に繋げるためには企業や自治体等の皆様方の力が不可欠です。
会費は無料ですし、複数の部会に登録していただくことも可能です。
企業および自治体等の皆様方のご入会を心よりお待ちしています。

山口大学 理事・副学長
上西 研

Objective

  1. 企業、自治体、産業支援機関、大学等が連携したネットワークを形成する
  2. 情報交換等の場の創出(研究シーズと地域社会・地域企業のニーズの棚卸し)
  3. 企業間や産学公連携による新たな研究開発等を推進する。
  4. 地域におけるカーボンニュートラル実現への貢献(ご当地プロジェクトの創出)
  5. 【PDF:山口大学グリーン社会推進研究会会則】

Membership

部会活動を通じてカーボンニュートラル・脱炭素社会に向けた取り組みに関心のある
民間企業、経済団体、金融機関、自治体、産業支援機関、高等専門学校、大学等。またはそれらに所属する方

※全ての部会で会費は無料です。個人会員238名(学外会員141名、学内会員97名)、法人会員17機関【2024.4.19現在】

Group Organization

体制図 体制図

Officers

名称 氏名 所属・役職
会長 上西 研 国立大学法人山口大学
理事・副学長
副会長 中山 雅晴 国立大学法人山口大学
創成科学研究科・教授
副会長 横田 守久 国立大学法人山口大学
大学研究推進機構・URA
水素関連技術部会
部会長
中山 雅晴 国立大学法人山口大学
創成科学研究科・教授
グリーン
プロセス部会
部会長
三上 真人 国立大学法人山口大学
創成科学研究科・教授
材料・生産技術部会
部会長
佐伯 隆 国立大学法人山口大学
創成科学研究科・教授
電池・電源部会
部会長
藤井 健太 国立大学法人山口大学
創成科学研究科・教授
バイオ・リサイクル
部会
部会長
今井 剛 国立大学法人山口大学
創成科学研究科・教授
スマート農業・
フードシステム部会
部会長
荊木 康臣 国立大学法人山口大学
創成科学研究科・教授
社会システム部会
部会長
中村 秀明 国立大学法人山口大学
創成科学研究科・教授
教育開発推進部会
部会長
柴田 勝 国立大学法人山口大学
教育学部・教授
幹事 大川 真一 山口県産業労働部理事(産業脱炭素化推進室長)
幹事 阿野 徹生 山口県経営者協会 専務理事
幹事 福田 浩治 公益財団法人 やまぐち
産業振興財団 副理事長

Logo mark

日本政府が発表した「2050年カーボンニュートラル宣言」を受けて設立された山口大学グリーン社会推進研究会のロゴマークは、グリーンの頭文字「G」、そしてカーボンニュートラルの「ゼロ」を、山口大学の頭文字「Y」で白く抜いています。
上向きの矢印の部分は、「CO2の排出と吸収の循環」を表現しています。