山口大学グリーン社会推進研究会第2回シンポジウムを開催しました
令和4年11月22日(火)に,山口大学グリーン社会推進研究会第2回シンポジウムを開催しました。
第2回シンポジウムでは,基調講演として国際大学の橘川副学長から,「カーボンニュートラルと山口県」と題してカーボンニュートラルの達成等によるグリーン社会の実現に向けて,温室効果ガス排出割合が大きい産業構造を形成している山口県において,産業界,行政,大学などが連携して、新しいイノベーションを創出するための提言を頂きました。また,本研究会の教育部門を担当する部会として新たに設置した「教育開発推進部会」の概要説明や,山口大学の研究紹介を行いました。その後,山口県産業戦略部長 前田安典様にご登壇いただき,山口県の現状や産業脱炭素化に向けた取組についてご講演を頂きました。
さらに,パネルディスカッションでは,セントラル硝子株式会社機能化学研究所長の山中一広様,東ソー株式会社有機材料研究所長の木曾浩之様及び山口県の前田様にご登壇をいただき,山口大学の教員及びURAと「カーボンニュートラル達成のために地域と産学の研究現場が取り組むべきこと」をテーマに産学官の立場から意見交換していただきました。
本シンポジウムをきっかけとして,産学公の共同研究等による,従来の脱炭素・循環技術などの諸課題をブレークスルーした革新的な技術や,新しいグリーン地域社会システムの創出が期待されます。
シンポジウム当日の各講演者の資料について,公開可能な範囲で,以下のとおり掲載いたしますので,是非,ご確認下さい。
日 時:令和4年11月22日(火)13時40分 ~16時45分
会 場:ホテルニュータナカ及びオンライン配信
1.「カーボンニュートラルと山口県」
国際大学 副学長 橘川 武郎
2.「未来に向けたグリーンエネルギー~植物を用いた微生物燃料電池(PMFC)~」
山口大学大学院創成科学研究科 准教授 アジズル モクスド 氏
3.「車載用電池リサイクルと産官学連携」
山口大学大学研究推進機構 教授 安部 浩司 氏
4.「産業脱炭素化に向けた山口県の取組について」
山口県 産業戦略部長 前田 安典 氏