Field Top Message

電池・電源部会長 藤井 健太

材料の開発にはじまり使用後の廃棄に至るまで、再生可能エネルギーを導入しながらサイクル全体でCO2を削減していくカーボンニュートラル技術の実現に向けた取り組みが世界中で強力に押し進められています。電気自動車(EV)はその最たる例であり、全固体電池を中心とした革新電池研究、電力制御技術に基づく電気エネルギーのより柔軟な利用システム、電力系統で使用される高電圧・大電流半導体デバイスなど、関連分野は多岐にわたります。本部会では、革新電池・電源制御に関わる研究シーズとニーズを集約し、そこから芽生える新しい技術や発想、解決すべき課題に対して産学共同で取り組み、カーボンニュートラル実現の「スタート地点」とすることを考えています。新規な材料・技術の創出には「サイエンス」が必要不可欠です。企業の皆様におかれましては、大学のサイエンス力、各研究者が発信する研究成果にご期待頂くとともに、サイエンスが突破口となる研究課題のご提供をお願いしたいと思っております。まずは情報交換の場としてご利用頂き、これを通じて新しい共同研究の種が生まれることを願っています。

電池・電源部会長
藤井 健太

Outline

部会長 藤井 健太
(大学院創成科学研究科 教授)
部会人数 個人会員57名(学外会員38名、学内会員19名) 法人会員8機関【2025.5.1現在】

Activity

  • 部会セミナー(年2回程度)
  • 技術交流会(部会研究者と学外会員との面談等)

Researcher

大学院創成科学研究科(理学系学域)准教授 堀川裕加

「電気化学反応における界面分子の電子状態観測手法の開発」

大学院創成科学研究科(工学系学域)准教授 山田洋明

「再生可能エネルギーを有効利用するための電源システムの開発」

大学院創成科学研究科(工学系学域)准教授 喜多條鮎子

「次世代蓄電池の確立を目指した材料設計」

大学院創成科学研究科(工学系学域)准教授 川本拓治

「フッ素化合物の効率的な合成と分解」

Report

水素関連技術部会、電池・電源部会、グリーンプロセス部会の令和5年度セミナーを合同開催しました

山口大学グリーン社会推進研究会第3回シンポジウムを開催しました

山口大学グリーン社会推進研究会「シーズ・ニーズ交流会2023」を開催しました。

水素関連技術部会、電池・電源部会及びグリーンプロセス部会の令和4年度第2回セミナーを合同開催しました

Event

令和7年度 山口県中学生パブリック・ディベート大会開催                   -2050年カーボンニュートラルの実現に向けて-                 

【6/9開催】水素関連技術部会,電池・電源部会,グリーンプロセス部会 令和7年度合同セミナー

【2/15開催】山口かんきつシンポジウム2025

【2/18開催】異分野交流イベント~第4回山大研究者トーク~

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