Field Top Message

社会システム部会長 中村 秀明

カーボンニュートラルは、単に環境やエネルギー関連技術の話にとどまらず、社会システム全体を変革し、社会生活のあらゆる局面で生じるエネルギーの消費を効率良く抑制することです。その意味で、脱炭素達成にはDX(デジタルトランスフォーメーション)が必須であり、Society5.0の取組みを行う総合モデルともいえます。日本の製造業は、これまでにも積極的に省エネに取り組んでおりますが、カーボンニュートラルという新たな目標を達成するためには、さらなる取り組みが求められています。また、製造業だけでなく、我々の生活空間である社会システムそのものも、大きな変革が必要です。DXは、生産性の向上やビジネスプロセスの改革だけではなく、カーボンニュートラルの実現にも貢献できる可能性があります。社会のあらゆる分野でDXが実現すれば、「Society5.0」だけでなく、カーボンニュートラルや脱炭素社会の実現にも貢献できます。この部会では、DXの推進やカーボンニュートラルに向けた社会システムの見直しを行うことで脱炭素に貢献したいと思っております。企業の皆様には、情報交換の場として本部会をご活用いただければと思います。

社会システム部会長
中村 秀明

Outline

部会長 中村 秀明
(大学院創成科学研究科 教授)
部会人数 個人会員67名(学外会員46名、学内会員21名) 法人会員8機関【2024.10.31現在】

Activity

  • 部会セミナー(年2回程度)
  • 技術交流会(部会研究者と学外会員との面談等)

Researcher

Report

Event

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