コンケン大学視察(2023.3.27)

 令和5年3月27日(月)、本学の国際交流協定校であるタイのコンケン大学から技術学部のアラヤ(Araya)学部長ら一行3名が吉田キャンパスの農学部を訪れ、宮田浩文学部長、阿座上弘行教授(中高温微生物研究センター長)、山田守特命教授と意見交換を行いました。また、吉田キャンパスでは中高温微生物研究センターを視察しました。

 これまで両大学は、日本学術振興会の拠点大学交流事業(1998〜2007)・アジア研究教育拠点事業(2008〜2012)・研究拠点形成事業(2014〜2018)の支援により、「熱帯性環境微生物」を対象とする国際共同研究や若手研究者の実践的教育を通じて長く交流を続けてきました。
 現在は、中高温微生物研究センターが、コンケン大学付加価値農産物発酵センター (Fermentation Research Center for Value Added Agricultural Products)と2020年3月31日に協定を締結して共同研究・研究交流を推進しています。今回、アラヤ学部長に同行されたアリッサラ(Alissara)学術・国際担当副学部長は、環境微生物学の研究者であり今年5月に中高温微生物研究センターの特命教授として招へい予定です。

 アラヤ学部長からは、これまでの交流に対する謝意とともに、さらに両大学が強固な協定関係を築き、幅広い研究者間の交流に発展させていきたい旨が述べられました。

 アフターコロナに向けて、今回の来訪をきっかけに、両大学間の研究交流・学生交流がより一層活発になることが期待されます。

【コンケン大学(タイ)】
 1964年にタイ東北部で最初に設立された国立大学で、19学部および大学院を有するタイ東北部最大の総合大学。 2001年10月に大学間の国際交流協定を締結している。

 

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