カセサート大学調印式(2023.3.24)

 令和5年3月24日(金)、タイのカセサート大学の学長(Chongrak Wachrinrat先生)と副学長や工学部長ら訪問団(総勢11名)が山口大学工学部を訪問され、大学間交流協定などの調印式が行われました。

 カセサート大学と本学は、1998年に大学間協定を締結して以来、中高温微生物研究センターの発酵微生物分野を中心とした研究拠点形成事業等を通して交流を行っているほか、2020年には大学院の教育課程として、国際連携農学生命科学専攻(ジョイント・ディグリー・プログラム)を設置し、研究・教育面共に活発な交流が行われています。

 この際に、中高温微生物研究センターとカセサート大学のバイオダイバーシティセンターとの間で、両センター間の微生物サンプルの移動に関する同意書にも、山口大学谷澤学長、カセサート大学Wachrinrat学長および阿座上センター長がサインしました。

 これまでも両センター間では耐熱性微生物の共同利用に関する協議を進めてきており、令和5年2月に谷澤学長と山田センター長補佐がカセサート大学を訪問した際には、耐熱性微生物のデータベース構築と共同研究に関する協定書の調印を行っていました。

 今回の同意書の調印により、両センター間の微生物サンプルの移動が容易になり、両センターが保有する微生物コレクションを活用した国際共同研究が益々活発化されることが期待できます。

 

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