佐伯 一成 先生

第一内科

佐伯 一成 先生

医学生・研修医のみなさん。こんにちは。山口大学医学部附属病院 消化器内科の佐伯一成です。山口は地方でありながら利便性が保たれており、田舎の良さと都市の良さを兼ね備えた地方都市といえます。当院は県内病院の中核病院として機能しており、各地から重症患者さんが集まってきます。医師人生の第一歩は医療人としての基礎を作る大切な時期です。私たち山口大学は皆さんのキャリア形成に確かな知識と経験、プロフェッショナルな手技の習得をサポートします。ぜひ山口大学で研修をして一緒に働きましょう!!!

竹本 圭宏 先生

第一外科

竹本 圭宏 先生

外科はチームで仕事をする科です。その第一歩は、指導医と二人一組で患者さんと向き合うことから始まります。研修医は指導医との間で取り交わす報告・連絡・相談を通じて、相手の理解・自分の思考整理および意思表示を訓練し、他人である患者さんとの良好な医療人・患者関係を構築する能力を身に付けることとなります。
第一外科は多岐にわたる分野を扱うため、総合的な基礎の上に専門的な知識が必要となります。週2回のカンファレンスでは、専門知識の蓄積だけではなくプレゼンテーション技術も学んでいただきます。手術で必要な創部の縫合を始め、点滴静注、中心静脈路確保、胸腔穿刺、腹腔穿刺、イレウス管挿入などの処置を理論に基づいた手技を指導医とともに積極的に行ってもらいます。研修が修了した頃には、第一外科でのキャリアアップの志が芽吹いていることでしょう。

原田 健一郎 先生

精神科神経科

原田 健一郎 先生

研修医の先生方は精神科に対してどのような印象をお持ちでしょうか。なるべく関わりたくないと考えている方もいらっしゃるかのではないでしょうか。人は得体の知れないものに恐怖を感じます。精神科も、精神疾患も、多くの人にとって「わからない、得体の知れないもの」であり、怖いと感じられるのも無理はありません。しかし、実際に精神科の患者さんに関わり、理解していくにつれて、恐怖感や抵抗感は自然に減っていくと私は考えています。研修を通して、精神科に親しみを持ってもらえる先生が一人でも増えることを願っております。

岡田 清吾 先生

小児科

岡田 清吾 先生

私は山口大学医学部を卒業後、県内で2年間初期研修を行い、小児科医になりました。大学で医学博士および小児科専門医を取得した後、3年間の国内留学を経て、現在の専門分野である小児循環器専門医を取得しました。
山口大学小児科では二次・三次医療の幅広い疾患を対象に診療を行いながら、教育および研究も精力的に行っています。最近は多数の診療ガイドラインが作成されており、基本的にはこれらのエビデンスに基づいた治療を実践しています。しかし、実臨床ではエビデンスの範囲内で解決しない疾患や病態に遭遇することがままあります。「医は仁術なり」とよく言われるように、医療とは単に疾患を治すだけでは成立せず、患者さんやご家族の心理面および社会的背景にも配慮したケアが非常に重要です。家族の一員になったつもりで、こどもたちやご家族のために何ができるかを私たち指導医と一緒に考えましょう。臨床医は科学的かつ柔軟な問題解決能力が求められますが、誰でも最初からできるわけではありません。大学病院では皆さん若手医師が問題解決能力をはぐくむ機会と環境が用意されています。ぜひ山口大学小児科の研修を通じて、優しくたくましい医師に成長してください。

三原 由実子 先生

産科婦人科

三原 由実子 先生

当院の産科では、ハイリスク症例だけでなく、正常分娩も多く扱っています。また母体搬送も多く、産科救急も経験することができます。婦人科では悪性腫瘍手術、腹腔鏡手術も多く、また婦人科救急疾患症例(卵巣腫瘍茎捻転や卵巣出血、子宮外妊娠など)も広く経験できます。みなさんの研修プログラムの必修科目として、産婦人科が追加されました。産婦人科に興味がある方にはより深い産婦人科研修を、そうではない方にも将来進む分野に役立つ産婦人科研修をサポートできたらと考えています。ぜひ一緒に楽しみながら実りの多い産婦人科研修をしましょう。

金田 浩太郎 先生

先進救急医療センター

指導医一同

将来何科を専攻するとしても、救急医療とは縁が切れないでしょう。当センターは3次救命救急センターとして、様々な領域にわたる重症患者を病院近隣のみならず県全域から、年間1000例を超える重症度も様々な患者の受け入れを行っております。日本救急医学会指導医をはじめとした教育熱心な指導医のもと、救急患者の初期診療から様々な医療機器を駆使した集中治療まで一貫した救命救急医療を経験できます。救急医に興味のある方は、ぜひ 日本救急医学会「救急医を目指す君へ」 をご覧になって下さい。