グループ概要
設立趣旨
少子高齢化が進んだ地方都市の防災対策、医療介護問題、そして感染症対策などの問題を連動して解消することを目指し、宇部市をモデルとして工学・医学・保健学・理学・教育学・社会学など多様な分野から検討し、持続可能な都市社会モデル「シン・ウベ方式」を提案します。
宇部市のような地方都市は、社会インフラの脆弱化と少子高齢化が同時進行しているところに、防災対策や医療介護問題、さらに新型コロナウィルスの新しいリスクに直面しています。一方で、人口密度の低さや豊かな自然環境はウィズコロナ社会において大きなアドバンテージになるともいえます。
そこで、地域レジリエンス研究センター防災・減災グループでは【自然災害】【保健衛生】【リスクマネジメント】【環境・防災教育】【国際防災】【海洋・気象】の6つの部門を設置し、上記のような特徴をもった都市の安全・安心を実現するため、次の6つの課題に取り組みます。
- 医療・介護施設の水害タイムライン策定支援
- 被災ポテンシャルの歴史的変遷の把握
- 5G・IoTを活用した防災・ヘルスケアネットワークシステムの開発
- ヤマト運輸配送車を利用した大気環境・気象モニタリングシステムの開発
- 劣化・崩壊・流出メカニズムを考慮した盛土・斜面リスク評価システムの開発
- ウイルスの流行モニタリングとリスク管理法の開発
新型コロナウィルスのような未知の感染症に対処しつつ、人々を自然災害から守り抜くことは喫緊の課題であり、それに対応した研究機関は全国的にまだありません。ウィズコロナ社会に対応した新しい機関として発展していきたいと考えています。
紹介ポスター PDFファイルはこちら