グループ概要
ご挨拶
山口大学地域レジリエンス研究センター防災・減災グループのグループ長を務めております鈴木 素之と申します。よろしくお願いします。
さて、山口大学地域防災・減災センターは、2020~2022年度の3年間、本学研究拠点群形成プロジェクトとして活動してまいりましたが、この間の活動実績が認められ、2023年4月に環境DNA研究センター、グローカル環境・防災学研究会と発展的に統合し、トップダウン型産学公連携研究拠点「地域レジリエンス研究センター」として再スタートを切りました。今後は、同センターの防災・減災グループとしてその活動を継承していきます。これまで当センターの活動にご参加・ご協力いただき誠にありがとうございました。ここに厚くお礼を申し上げます。
なお、地域レジリエンス研究センターは、災害や感染症等の困難に直面しても粘り強く対処し乗り越えていくことを意味したレジリエンス(Resilience:回復力,しなやかさ)を、異なる分野に共通する理念として立ち上げたものであり、自律的に持続可能な地域社会の実現に資する活動を目指しています。皆様には、どうぞお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
私たちは、この先も、温暖化による気候変動とそれに伴う環境変化が進行するなかで、自然災害や感染症等による直接的な被害に遭遇する可能性があります。また、災害や感染症がもたらす経済・社会的な影響を受けて、その被害が継続・拡大する可能性もあります。
今後も、形を変えながら、時を選ばずに、新たな問題が提起されると想像します。特に防災・減災においては、民・官・産と平時から連携し、問題を共有することが大切であると考えます。引き続き、皆様にはご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
山口大学地域レジリエンス研究センター
防災・減災グループ長 鈴木 素之