山口大学グリーン社会推進研究会第3回シンポジウムを開催しました

令和5年11月21日(火)に,山口大学グリーン社会推進研究会第3回シンポジウムを開催し、民間企業や自治体等約70名の方々にご参加いただきました。
第3回シンポジウムでは,企業の取組紹介として,株式会社IHIの増田充弘様から「IHIグループのアンモニアバリューチェーン構築に向けた取組」,東レ株式会社の柿山創様から「多孔質炭素繊維を支持体とした革新CO2分離膜」についてご講演をいただきました。その後,国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の尾﨑様からグリーンイノベーション基金事業について,山口県産業労働部理事の大川様から県内コンビナートにおけるカーボンニュートラルに向けた取組についてご紹介をいただきました。最後に,山口大学の取組として山口大学大学院創成科学研究科の荊木康臣教授,白石僚也准教授の研究紹介を行いました。
本シンポジウムをきっかけとして,グリーン社会の実現に向けた,企業、自治体、産学支援機関及び本学との連携が更に加速することが期待されます。
シンポジウム当日の講演資料について,公開可能な範囲で,以下のとおり掲載いたしますので,是非,ご確認下さい。

日時:令和5年11月21日(火) 14時30分~17時10分
会場:ホテルニュータナカ

企業の取組紹介
(1)「IHIグループのアンモニアバリューチェーン構築に向けた取り組み」
株式会社IHI 事業開発統括本部 企画管理部 企画グループ長
増田 充弘

(2)「多孔質炭素繊維を支持体とした革新CO2分離膜」
東レ株式会社 先端材料研究所 新エネルギー材料研究室 研究員
柿山 創

行政の取組紹介
(3)「カーボンニュートラル実現に向けたグリーンイノベーション基金事業の取組について」
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
グリーンイノベーション基金事業統括室 主幹
尾﨑 裕一

(4)「県内コンビナートにおけるカーボンニュートラルに向けた取組」
山口県 産業労働部理事(産業脱炭素化推進室長)
大川 真一

山口大学の研究紹介
(5)「施設園芸のグリーン化に向けた農業工学的アプローチ」
山口大学大学院創成科学研究科 教授
荊木 康臣

(6)「液体を原料としたターコイズ水素の製造」
山口大学大学院創成科学研究科 准教授
白石 僚也

 
   開会挨拶(谷澤学長)       株式会社IHI 増田様
 
   東レ株式会社 柿山様       NEDO 尾﨑様