公開講座「歩いて楽しむ山口県のジオパーク-萩編-」を開催しました
公開講座「歩いて楽しむ山口県のジオパーク-萩編-」を開催しました
令和7年11月22日に、萩・明倫学舎、笠山山頂展望台及び萩市城下町にて、教育学部楮原京子准教授及び萩市ジオパーク推進課白井孝明ジオパーク専門員を講師に迎え、公開講座「歩いて楽しむ山口県のジオパーク-萩編-」を開催しました。
この講座では、まず座学でジオパークの地球科学的意義、萩ジオパークの特徴や取り組み、そしてその成果について学んだ後、笠山山頂展望台へ移動し、笠山や萩六島の成り立ちを実験と見学を通して学びました。さらに、萩・明倫学舎から指月公園まで歩き、その高低差を体感することで、萩の城下町が三角州と海岸砂丘の上に築かれた町であることについて理解を深めるとともに、笠山の火山岩である安山岩と指月山の花崗岩がどのように町作りに活用されてきたのかを実物を見ながら学びました。
受講生からは、「地質と地形の両面から萩ジオパークを学ぶことができた」、「実験のおかげで何故萩六島が平らなのかが理解できた」、「地形を考えながら町歩きをしたことは初めてでとても面白く、萩の魅力を再発見できた」といった感想が寄せられ、秋晴れの暖かな陽光のもと、壮大な地球の歴史と人々の営みが織りなす萩の新しい魅力を感じる一日となりました。
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