(宇部・PF)令和7年度うべ・未来共創プラットフォーム共創推進会議を開催しました。
昨今の地域を取り巻く課題に対し、地方公共団体、産業界、大学等が一体となった恒常的な議論の場を構築し、地域課題を共有・把握するとともに、相互に連携して地域の人材育成や課題解決を図ることを目的として、令和4年11月、『うべ・未来共創プラットフォーム』を設立しました。(構成団体:宇部市、宇部フロンティア大学、宇部工業高等専門学校、宇部商工会議所、山口銀行、山口大学)
このたび11月17日(月)に宇部市役所にて今年度の共創推進会議が開催され、本プラットフォームの各ワーキンググループから活動報告と今後の活動方針が示されました。
市民の健康増進をテーマに設立された「認知症予防・認知症との共生ワーキング」からは今年2月に開催した「認知症を知ろう展」の報告がありました。参加者へのアンケート調査の結果、認知症への正しい理解の促進に寄与したことが確認されました。今後は活動テーマを「女性の健康づくり」へと移し、取り組みを進めていく予定です。
中心市街地の活性化をテーマに設立された「若者が集まる中心市街地ワーキング」からは、検討を進めてきた準学生寮整備構想について報告がありました。学生や不動産業者などへのアンケート・ヒアリング調査の結果を踏まえて適正な金額設定、支援制度、周辺環境の整備などを主とした整備基本方針を提案しました。今後は具体的な事業化へ向けて活動を継続する予定です。
また事務局からは、若者の地元定着を目的として市内企業を対象に実施したアンケートの結果が報告されました。今後はこれらの結果を基に、地元企業の魅力発信につながる取り組みを進めていく方針です。
会長の宇部市の篠﨑市長より「本プラットフォームを通じて参画機関との共創の取り組みが着実に進展している」との謝辞と活動の成果が述べられました。


