山口大学医学部眼科山口大学大学院医学系研究科眼科学

後期研修医日誌②

T先生

コロナ禍の中、オリンピック・パラリンピックが始まり、外来中にふと窓の外を見れば空の青さが真夏の到来を告げています。眼科専攻医としての生活が4ヶ月過ぎました。

外来だけでなく、最近は手術に関しても、上級医のサポートを受けながら少しずつ担当させていただいています。
眼科の手術というと、一般的な白内障手術のイメージから、術後すぐに「見えるようになりました!」と自覚症状の改善が得られる手術を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、そんな疾患ばかりではありません。
角結膜や緑内障などの手術では、手術をしたからといってすぐに自覚症状の改善が得られるとは限りません。
手術が終わったからと言って安心できない、術後管理が重要な手術も沢山あります。
術後に追加の薬物治療や処置が必要なケースも多々あり、そういった介入のタイミングや内容の判断は上級医に相談し、日々勉強、経験値を積み上げています。

4月の右も左も分からない頃に比べると、この4ヶ月の間で様々な症例や処置を経験し、少なからず成長できているはず・・・!
上級医の先生方をはじめ、看護師さんや視能訓練士さんなど多くのスタッフの方々にお世話になりながら、これからも精進して参ります。