山口大学医学部眼科山口大学大学院医学系研究科眼科学

後期研修医日誌⑦

F先生

山口大学眼科で仕事を始めてから早一ヶ月が経ちました。
4月当初のときと比べると、少しばかり仕事内容、要領が掴めてきたかなと思っているところです。ただまだまだ仕事で分からないことが多く、日々周りの先生方やコメディカルスタッフの皆様に助けてもらって日々過ごしています。
実際に後期研修医になって思うことは「責任」です。
自分は毎週木曜日午後に再診枠を持ち、外来で診察、診療を行っています。
実際に外来患者さんを前にして、細隙灯顕微鏡で所見をとったり、OCTやHFAの検査所見を読んだりして、患者さんの状態を把握しなければなりません。またそれを患者さんに分かりやすく説明もしなければなりません。
何でもかんでも上級医の先生が守ってくれていた初期研修医の頃とは違い、時に上級医の先生に相談することはあっても、実際には自分で判断、処置に迫られる場面がやって来ます。この処方で良いのか、次は何ヶ月フォローが良いのかなど、実際に外来の現場に立って初めて思うことも多々あり、自分の判断、処置が正しかったのかを常に自問自答しています。眼科は患者さんの命を背負う機会はあまりないかもしれませんが、患者さんの眼を背負う責任の重さは後期研修医になってひしひしと感じています。
眼科は他科と比べても入退院の入れ替わりが多く、それに伴い病棟業務も多く、毎週仕事に追われる日々が続いています。それもあって初期研修医の頃は毎週のように行っていたゴルフ場でのラウンドもなかなか最近は行けていません。新しいゴルフクラブを購入したり、YouTubeでゴルフのレッスン動画やラウンド動画を見ながらゴルフへのモチベーションはなんとか維持できています。
そんな日々仕事に追われる中でも息抜きの時間は作ろうと心がけています。休日は少しでも時間ができたら、部屋の掃除であったり、ドライブをしたり、車の洗車をしたりして、気分のリフレッシュを図っています。
話は少し脱線しましたが、これからも少しずつ自分のできることを増やしていきながら地道に頑張っていこうと思います。