山口大学医学部眼科山口大学大学院医学系研究科眼科学

後期研修医日誌⑥

W先生

後期研修医として右も左もわからず、いったい自分が、何がわからないのかさえわからない日常がスタートしました。外来での診察や入院病棟、手術助手などはもちろん、パソコンでの準備作業など非常に忙しい毎日ですが、先生方にたくさんご指導いただき新鮮で実りある日々を送っています。

なにもかも新鮮で楽しいのですが、最近かなり驚くべき事実を知りました。それは、出身大学にも関わらず、自分が最短の通路だと思って毎日通っていた、新しい医局から手術室や外来棟までの順路が、実はすごく遠回りであることをある先輩に教えていただいたことです。(病院の改装工事と、医局の引っ越しに伴うせいだと自分に言い聞かせました。)
幸いなことに、その事実を知ったことで、遠回りだとしても、きちんと目的地に着けばよいという考えに至りました。

一人前の眼科医になれる未来は遥か遠くかもしれませんが、一歩ずつ着実に前進し、少しでも早く目的地に着けるよう日々精進してまいります。何卒宜しくお願い申し上げます。