2018515日(火)、吉田キャンパス総合図書館アカデミック・フォレスト(ラーニングコモンズ)において、第3回スチューデント・リーダープログラム(SLP)【キャリア開発】「ぶち教えちゃる!大学職員の仕事―大学職員の先輩に聞いてみよう―」を開催し、学生・教職員52名が参加しました。

 大学は、学生、教員および職員の皆で構成されていますが、大学運営における大学職員の役割が高まってきていることから、仕事上のチャンスも広がっていると考えられています。そのことから、大学生の人気職種の一つに数えられるほどになっており、このプログラムは、大学職員の仕事の魅力について、本学出身の職員が話題を提供するとともに、大学で働くことについて学生と語り合う場として開催されました。

 第一部の話題提供では、総務企画部地域連携課地域連携係 江口貴理さん(山口大学工学部卒)は、学生時代に抱いていた大学職員志望動機、採用後に見えてきた大学職員の仕事の魅力や規模の大きさを紹介しながら、これまで経験してきた複数の部署での業務内容の詳細や研修制度の種類などについて説明があり、最後には、山口大学について知っておいてほしい知識をクイズ形式で学生に問いかけました。続いて、情報環境部学術情報課情報サービス係 松原花梨さん(山口大学人文学部卒)は、小学生から大学生までの自分を振り返りながら、公務員講座を受講する中で大学職員採用試験の存在を知ったこと、採用試験対策をどのように行ったかなど、受講生にとって身近な話題を提供いただくとともに、採用後の大学職員として必要なスキルや将来の夢などについて話がありました。2人とも、大学職員という職種において、多種多様な経験ができるとともに、ワークライフバランスを確保しやすい職場環境であるという魅力を学生へ向けて語りました。

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 第二部のダイアローグセッションでは、4つのグループに分かれ、参加学生が先輩職員を囲みながら、大学の職場環境、採用試験のことなどを質問し、大学職員の仕事について更なる理解を深めました。学生からは、「大学職員に対する理解が深まる良い機会となった」「現場で働く方から直接、話が聴ける機会は有難いです」との感想が寄せられ、大学職員という仕事について、真剣に考える良い機会になりました。

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