12月17日(木)・22日(火)のお昼休み時間帯(12:00~12:40)を使って、教学マネジメント室の学生スタッフ3名による「動画編集入門講座」(第20・21回スチューデント・リーダー・プログラム(SLP))を開催しました。文系学部・理系学部を問わず、1年生を中心に、延べ61名の参加者がありました。

 教学マネジメント室の学生スタッフでは、動画編集・作成チームを編成しており、そのチームメンバーである工学部4年 藤井聖也くん、経済学部3年 弘田侑大くん、経済学部1年 小林雄時くんが当日の講師を務め、動画のカットやテロップ入れ、エフェクト挿入などをサンプル動画などを使用しながら、分かりやすく説明しました。参加者にとって満足度の高い内容となりました。

 今回の企画は、コロナ禍の中で動画コンテンツ編集作業が増える中で、学生スタッフが自ら企画し、資料作成を始め、当日の司会進行等も行いました。今後も、このようなニーズのある講座を学生に提供できるように取り組んでいきたいと思います。

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【最終版22】第20・21回SLP「動画編集入門講座」チラシ20201126.jpg

 2014~2019年度まで取り組んできました山口大学・大学教育再生加速プログラム(YU-AP)で開発したFD・SD、正課外教育プログラムのコンテンツを有効活用するため動画教材集を学内限定公開しております。

 どうぞ、ご閲覧いただけますようよろしくお願いいたします。

 なお、これらのプログラムは、YU-AP事業終了後も継続的に取り組んでおり、動画コンテンツについても適宜、更新・蓄積していく予定です。

◆「ALベストティーチャーによる模擬授業型ワークショップ」動画集

https://mdcs4h.cc.yamaguchi-u.ac.jp/moodle/course/view.php?id=46866

◆「ラーニング・アドバイザー養成講座」講義動画集

https://mdcs4h.cc.yamaguchi-u.ac.jp/moodle/course/view.php?id=46914

◆「スチューデント・リーダー・プログラム(SLP)」動画集

https://mdcs4h.cc.yamaguchi-u.ac.jp/moodle/course/view.php?id=46867

 第19回スチューデント・リーダー・プログラム(SLP)【ラーニングスキル開発】として、5月開催が好評につき、同じ内容にて『ライティング入門講座~レポートの書き方の基本的な作法とコツをつかめ!~』を"オンライン編"として開催いたします。

 オンライン授業による授業実施に伴い、レポート課題を書く機会が通常より増えています。ぜひ、この機会に、奮って参加申込ください。オンデマンド形式での配信のため、実施期間内であれば、繰り返し聴講できます。内容については以下のチラシを確認の上、参加希望の方は【申込フォームURL】にアクセスし、必要事項を記入の上、送信してください。申込完了後、聴講専用サイトの情報を別途、申込者のメールにご連絡いたします。申込締切は7月9日(木)まで。

【申込フォームURL】

https://forms.gle/mJULLMtqTuDSc8zs6

【お問い合わせ先】 教育・学生支援機構 教学マネジメント室

yuap@yamaguchi-u.ac.jp

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 2019111日(金)・7日(木)の2日間にわたって、第16回・第17回スチューデント・リーダープログラム(SLP)【ラーニングスキル開発】『プレゼンテーション入門講座 ~プレゼンテーションの基本的な作法とコツをつかめ!~』を開催し、学生・教職員 計21名が参加しました。両日とも、「放課後編」と称して夕方の時間帯に開催し、同じ内容で講習が行われました。今回のプログラムは、2016年度に実施した「初年次学生の学習意識調査」の結果を踏まえ、昨年度に引き続き、プレゼンテ―ションスキル養成に関する講座を企画し、山口大学・大学教育再生加速プログラム(YU-AP)が進める正課外教育プログラムの一環として開催されました。

 当日は、冒頭、山口大学 大学教育機構 大学教育センター 林 透 准教授より、今回の講座の到達目標とともに、新たに作成したプレゼンテーションスキルに関するルーブリックを示しながら、プレゼンテーションスキルにおいて重要な五つの観点について、趣旨説明しました。その後、今回の講師である株式会社ジブンノオト代表取締役 大野 圭司 氏より、プレゼンテーションの意味・型、さらにはプレゼンテーションのポイントとして知っておくべき重要な項目について、丁寧に分かりやすく説明がありました。また、学生が提案したテーマに従って、1分間プレゼンを行いながら、個々人のプレゼンテーションの良い点や改善点の指摘を受けたほか、少し長めのプレゼンテ―ションサンプルを通して、プレゼンテーションのコツや注意点について理解を深めました。 

 今回のプレゼンテーション入門講座では、1年生から4年生まで、多様な学部からの参加があったことが特徴として挙げられます。参加者が一様に、プレゼンテーションを通して、相手の心に語りかけることや自分自身が表れてくることを学びながら、プレゼンテーションスキルを磨くヒントを得ているように感じられました。参加者アンケートからは、日頃の授業でプレゼンテ―ションの基本的作法等をほとんど習っていないと回答する学生が目立ち、本講座の受講を通して「大変為になるプログラムで良かった。」「実際に話す場面やプレゼンへの感想を聞く機会がないので、良い体験でした。」という声が聴かれ、満足度の高い内容となりました。来年度以降も、開催時間等を鑑みながら、継続的に実施していく予定です。

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 2019710日(水)に、第15回スチューデント・リーダー・プログラム(SLP)【ラーニングスキル開発】『タイムマネジメント入門講座 ~時間足りない...を生き延びろ!~』を開催し、学生・教職員 計20名が参加しました。今回も第1314SLP同様、授業の多い学生でも参加しやすいように、昼休みの時間帯を利用して開催しました。このプログラムは、ラーニングスキル開発のSLPの中でも新企画であり、YU-AP学生スタッフの体験談を共有する試みとして開かれたものです。本講座は、山口大学・大学教育再生加速プログラム(YU-AP)が進める正課外教育プログラムの一環として開催しています。

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 当日は、冒頭、山口大学 大学教育機構 大学教育センター 高林 友美 助教(特命)より、今回の講座の目的として、大学生に求められるコンピテンシーの一つとも言えるタイムマネジメントについて基礎知識を習得するだけでなく、身近な先輩の体験談を聞きながら、今後の忙しさを乗り越えるための自信を身に着けてほしいという趣旨説明が行われました。引き続き、タイムマネジメントについて「ハイライト・レーザー・リフレクト」の3点に絞って具体的な方法のミニ講義が行われた後は、理学部2年生 山口 由貴さんより、1~5コマまで授業の日もある中で、バスケ部の活動と2つのアルバイトの掛け持ちをしていた1年生当時の体験から「自分の優先順位をよく考えて、じっくりと悩みながら様々な挑戦をしてほしい」というメッセージが送られました。また、理学部3年生 大亀 洋輔さんからは、再提出も含めた膨大なレポート課題をやり遂げた経験を踏まえつつ「自分でやったことを見返してみると、実は友人などに話を聞けば早かったことも多い。1年生だからこそ、人に頼ることも選択肢に入れてほしい」として、自分を振り返りながら時間を管理していく必要性が語られました。

 講座の最後には、ミニ講義と体験談を踏まえて自分でもタイムマネジメントをするために、参加学生全員がワークシートを用いながらスケジュールと予定ハイライトを作ってみました。また、作ったものを元にしながら隣席の学生同士で時間管理の難しさなどを話し合い、自分の課題となるポイントなどを確認してもらいました。1年生の参加が主でしたが、一部3年生では就活の予定なども含めて、実際の予定管理に学んだことを早速活かす様子も伺えました。アンケートでは「とても参考になりました。」「スケジュールの工夫のやり方がよく分かりました」と言った声が返ってきており、能動的な学びと実際の体験談を通して、忙しい中でも様々なことにチャレンジするためのきっかけになったことと思います。参加した学生の皆さんの今後の活躍を期待します。

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 2019620日(木)・27日(木)の2日間にわたって、第13回・第14回スチューデント・リーダー・プログラム(SLP)【ラーニングスキル開発】『ライティング入門講座 ~レポートの書き方の基本的な作法とコツをつかめ!~』を開催し、学生・教職員 計77名が参加し、昨年度を超える参加者となりました。今回は両日とも、「ランチョン編」と称して昼休みの時間帯を利用して開催しました。このプログラムは、平成28年度に実施した「初年次学生の学習意識調査」の結果を踏まえ、学生から要望が強かったライティングスキル養成に関する講座を2年前から実施し、今や、最も参加者を集める人気プログラムとなりました。本講座は、山口大学・大学教育再生加速プログラム(YU-AP)が進める正課外教育プログラムの一環として開催しています。

 当日は、冒頭、山口大学 大学教育機構 大学教育センター 林 透 准教授より、今回の講座の目的として、実例を示しながら、レポートの書き方には、ルールとして覚えておくべき「作法」と書く経験を積み重ねることで体得する「コツ」の二種類があることを趣旨説明しました。その後、レポートの意味・型、さらにはレポート作成の手順など、知っておくべき重要な項目について、丁寧に分かりやすく説明がありました。また、レポートのふさわしい文体、引用や参考文献の記載の作法などについて説明があり、最後には、提出期限を意識しながら、推敲と校正をしっかりと行うよう指導がありました。 

 「初年次学生の学習意識調査」の結果を反映したように、この2日間において、1年生を中心に大勢の学生が参加し、真剣に聴講・質問する姿が印象的でした。学生の参加動機として、「大学に入ってから、レポートを書く機会が増えたが、正直レポートの書き方がよく分からなかったから。」「レポートを書くことに苦手意識があるから。」という声が聴かれ、これらの学生のニーズに応え、参加学生から満足度の高い講座となりました。来年度以降も、継続的に実施していく予定です。

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