国立大学では全国初、「えるぼし」認定を取得しました

 山口大学は、2022(令和4)年5月18日付けで、女性活躍推進法に基づく優良認定「えるぼし」を取得しました。「えるぼし」認定は、女性の活躍に関する取組の実施状況が優良な企業について、女性活躍推進法に基づいて厚生労働大臣が認定する制度で、全国の国立大学で初の取得となります。
 具体的には、「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5つの基準で評価され、基準を満たした項目数に応じて3段階で認定されます。本学はこの5項目のうち、3項目の基準を満たしていると評価され、全3つ星(3段階)中の2つ星(2段階目)を取得しました。
 本学では、ダイバーシティを活力の源泉とみなし、教職員や学生の性別、国籍や年齢などについて、多様性を尊重し、さらに、各自の個性と能力を安心して発揮できるような労働環境や教育環境の整備と充実に取り組んでおり、ワークライフバランスの促進や女性研究者及び女性管理職の割合の増加等を目指した様々な事業を展開しています。
今回の「えるぼし」認定を受け、さらなる環境の整備に取り組むとともに、多様な人材が活躍できるキャンパスの実現に向けて一層取り組んでまいります。

 

          

鍋山副学長(ダイバーシティ推進室長)が谷澤学長へ報告

なお、今回の認定により、文部科学省や国立の法人(NEDO、NICT等)などが実施する助成事業に申請する際に、以下の例のように加点評価の対象となる事業もありますので、申請の際はご確認ください。

 

【加点評価の対象となる助成事業の例】

○文部科学省
「DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業」 など
○国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
「ムーンショット型研究開発事業」 など
○国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)
「Beyond 5G研究開発促進事業」 など

 

【認定マーク 愛称:えるぼし】

一般事業主行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍推進に関する取組の実施状況が優良である等の一定の要件を満たした場合に認定されます。
「L」には、Lady(女性)、Labour(働く、取り組む)、Lead(手本)など様々な意味があり、認定マークの「円」は企業や社会、「L」はエレガントに力強く活躍する女性をイメージしています。
 
また、このマークは本学の印刷物、名刺等に使用することができますのでご活用ください。

 

【えるぼし認定マークを付すことができるもの】

 (1)商品
 (2)名刺
 (3)労働者の募集の用に供する広告または文書
 (4)商品、役務または大学案内等の広告
 (5)商品または役務の取引に用いる書類、または通信(書状、ファックス等商取引に伴う書類以外のすべての通信や連絡)
 (6)一般事業主の営業所、事務所その他の事業所
 (7)インターネットホームページ
 (8)役務の提供の用に供する物

 

えるぼし認定マークはこちらからダウンロードできます。(学内限定)