ごあいさつ

学長からのメッセージ

 

 山口大学は9学部、8研究科を擁する総合大学で、文化12年(1815年)、長州藩士・上田鳳陽先生により創設された私塾・山口講堂を前身として、207年の歴史を持っています。また、山口県は日本を近代社会に導いた明治維新胎動の地であり、明治維新を成し遂げた先人たちのチャレンジ精神は、大学の理念「発見し・はぐくみ・かたちにする 知の広場」に受け継がれています。

山口大学は、ダイバーシティを活力の源泉とみなしています。そのダイバーシティの実現のために、教職員や学生の性別、国籍や年齢、また性的指向や性自認などについての多様性を尊重し、さらに、各自の個性と能力を安心して発揮できるような労働環境や教育環境の整備と充実を進めています。山口大学のすべての構成員が活躍することにより、世界に発信する知を創造し、大きく変化してゆく社会にしなやかに対応しながら、力強くチャレンジできる人材を育成し、社会に還元するとともに、地域の抱える社会課題の解決に貢献してゆきます。

地域における産学公連携の知の拠点として、地域に頼られ、地域から必要とされる魅力ある大学としてこれからも進化してゆきますので、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

2022年4月

山口大学長 谷澤 幸生


ダイバーシティ推進担当副学長・室長からのメッセージ

2017年4月の設置以来、ダイバーシティ推進室では、山口大学が目指す「ダイバーシティ・キャンパスの実現」のための様々な事業に取り組んでいます。

具体的には、①ダイバーシティ意識の醸成、②ワーク・ライフ・バランスの支援、③構成員の多様性の尊重、という3つの施策を柱に掲げ、キャンパスに集う教職員や学生が、その性別や国籍、年齢やハンディキャップ、性的指向や性自認などに関わらず、それぞれの個性や能力を発揮することができるような労働環境や教育環境の整備を進めています。

「自分との違いを尊重し、理解しようと努力し、連携する」こうした多様性の共存から、新たな価値が生まれます。これからも、山口大学が創っていく「ダイバーシティ・キャンパス」にご期待ください。

2022年4月

ダイバーシティ推進室長 鍋山 祥子