「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」への参加について

  山口大学学長の谷澤 幸生(たにざわ ゆきお)は「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」(事務局:内閣府)が2014年6月27日に策定・公表した「行動宣言」に賛同し、同会に参加するとともに、全国各地の様々な業種の男性リーダーとのネットワークを深めながら、本学におけるジェンダー平等と女性活躍の取組を加速していくことを表明しました。

  山口大学では、ダイバーシティを活力の源泉とみなし、教職員や学生の性別、国籍や年齢などについて、多様性を尊重し、さらに、各自の個性と能力を安心して発揮できるような労働環境や教育環境の整備に取り組んでいます。具体的には、ワーク・ライフバランスの促進や女性研究者及び女性管理職の割合の増加等を目的とした様々な事業を展開しています。

  その結果、2013年度に、次世代育成支援対策に積極的に取り組んでいることが高く評価され、「やまぐち子育て応援優良企業表彰」を受賞、「やまぐち男女共同参画推進事業者」として認証されました。2015年度には、山口県内の大学として初めて次世代認定マーク「くるみん」を取得し、男性の仕事と育児の両立支援を積極的に進め、その取り組みが他の模範となる事業者として、山口県から「やまぐちイクメン応援優良企業」として表彰を受けました。2019年度には、子育て支援、女性や若者への支援、働き方改革において独自性・先進性のある取組みを行っている企業として「優秀将来世代応援企業賞」を受賞し、さらには、2022年度、女性の活躍推進に関する取組の実施状況が優良である企業として「えるぼし」(2つ星)を取得しており、今後は地域における牽引役としての役割もさらに果たしていくこととしています。

  また、山口大学は、2020年度に文部科学省の「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択され、山口県内の高等教育機関、企業、行政と連携しながら、3つの柱(「女性研究者の研究力活性化」「女性研究者の増加」「女性上位職登用」)を立てて活動を展開しています。

  女性が活躍できる環境づくりは、社会全体で取り組むべき重要な課題であり、高等教育機関としても、その一翼を担い、これらの取組をさらに発展させ、男女共同参画の一層の推進や、地域および世界で活躍する輝く女性研究者・女性人材を育むとともに、男女が共に力を発揮することができる大学として取組を進めてまいりたいと考えております。

輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会 行動宣言

“Declaration on Action” by a group of male leaders who will create “A Society in which Women Shine”

▼「輝く女性を活躍する男性リーダーの会」行動宣言ホームページ(画像引用元)
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」 | 内閣府男女共同参画局 (gender.go.jp)