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山口大学共同獣医学部

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共同獣医学部 「動物感染症総合実習」を実施しました。

 令和元年8月25日から30日にかけて、本学のiCOVER(獣医学国際教育研究センター)を中心に、動物感染症総合実習が行われました。昨年同様、今年も山口大学共同獣医学部5年生を中心に、12名の海外研修生も同時に参加する国際色豊かな実習となりました。

 本実習は、高病原性微生物の生態、病原機構、検出法および感染予防に関する診断・調査を推進するために必要な高度専門知識を習得することを目的として行うもので、バイオセーフティーレベル(BSL)2クラス病原体を用いた実践的な実習の他、狂犬病や炭疽発生時に対応可能な人材の育成を目的とした診断方法を学ぶ実践実習、高度感染症実習室(BSL3対応)、総合病性鑑定施設(iPADL)を用いた実習などを行いました。本実習を通し、学生が総合的な高病原性微生物の取扱い方法、診断法を学ぶことで、卒業後に即戦力となり地域に貢献できる人材を育成していきたいと考えています。

 また、本年はインドネシア、ネパール、ベトナム、台湾からの研究者や実習生も参加しました。一部の実習を除き、ほとんどの実習は日本人学生と外国人の混合班で行われ、初日は多少緊張していた学生も、最終日には積極的に話しかけるなど、コミュニケーション能力の向上には目を見張るものがありました。このような経験は、学生の視野を広げる良い機会になるのではと期待しています。

The program of 'Comprehensive Advanced Practice of Infectious Diseases' was hold at iCOVER (international Center of Veterinary Education and Research) from 25th Aug to 30th Aug 2019.


※実習の様子
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※iCOVER前での受講生全員による集合写真
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※修了証書を授与された海外研修生による集合写真
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