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山口大学共同獣医学部

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共同獣医学部において、山口大学履修証明プログラム「馬救急医療実践力育成プログラム」の集中実習を遠隔にて実施しました

 8月24日(月)~28日(金)に、共同獣医学部において、「馬救急医療実践力育成プログラム」における集中実習を実施しました。

 このプログラムは、文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP※)」として認定された事業であり、馬の救急医療に必要な知識や技術について、社会人の学び直しのためのリカレント教育(大学卒業後の人材育成)のため、山口大学履修証明プログラムとして開設しているものです。

 当プログラムは120時間の受講時間で構成されており、今回の集中実習はその中のHands-on臨床実習に該当します。

 コーディネーターである共同獣医学部・佐々木教授(大動物臨床学)をはじめ、学部の各臨床教育担当教員及び学外講師による実習が行われ、県内外から本プログラムに登録している社会人(獣医師)10名が参加しました。

 昨年度は受講者が大学に来て、対面で実習を行いましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症対策として遠隔で実施をしました。受講者にあらかじめ模型等の実習キットを送付し、受講者は自宅からPC等で講師の実演を見て、指導を受けながら馬の脚の骨折処置などの実習を、模型を使って行いました。

 共同獣医学部では、本プログラムを通じて、獣医師として働く社会人に対して「馬救急医療」の実践的思考、知識、技術等を学ぶ機会を提供するとともに、今後も社会人の学び直しのためのリカレント教育にも積極的に取り組んで参ります。

 ※ BP:Brush up Program for professional (文科省「職業実践力育成プログラム」認定制度)
  →職業に必要な能力修得を求める社会人を対象に、各教育機関が実施する課程等を認定する制度。


遠隔実習の様子(1)


遠隔実習の様子(2)

※写真をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。