- 獣医学部案内
- 生体機能学講座
- 病態制御学講座
- 臨床獣医学講座
- 総合病性
鑑定センター - 動物医療センター
- ナショナルバイオリソースプロジェクト ゾウリムシ
- One Welfare
国際研究センター - 獣医学国際教育
研究センター - 中高温微生物
研究センター - 先端実験動物学
研究施設 - 実験動物施設
- 連合獣医学研究科
- 共同獣医学研究科
News & Topics
2021/9/17
共同獣医学部 「動物感染症総合実習」を実施しました
令和3年8月22日から27日にかけて、本学のiCOVER(獣医学国際教育研究センター)を中心に、動物感染症総合実習が行われました。本年度は、山口大学共同獣医学部5年生32名を対象に実施しました。
本実習は、高病原性微生物の生態、病原機構、検出法および感染予防に関する診断・調査を推進するために必要な高度専門知識を習得することを目的として行うもので、病原体を取り扱う研究室の教員複数名が共同で実施しております。バイオセーフティーレベル(BSL)2クラス病原体を用いた実践的な実習の他、狂犬病や炭疽発生時に対応可能な人材の育成を目的とした診断方法を学ぶ実践実習、高度感染症実習室(BSL3対応)、総合病性鑑定施設(iPADL)を用いた実習などを行いました。本実習では、期間中に複数回防護服を着脱する機会があり、防疫や感染症対策時に必要な個人防護具(PPE)の安全な脱着方法を習得する機会を設けました。さらに、微生物を安全に取り扱う上で必須である安全キャビネット操作を指導するなど、学生が総合的な高病原性微生物の取扱い方法、診断法を学ぶことで、卒業後に即戦力となり地域に貢献できる人材を育成していきたいと考えています。
なお、本年度は、新型コロナウイルス感染症予防のため、動画コンテンツの充実をさらに計った他、3D動画を用いた手技等の事前学習も積極的に取り入れ実施しました。