R2年度冬季学童保育「ヤマミィ学級」を実施しました。

山口大学ダイバーシティ推進室は、教職員のワークライフバランスを推進する活動の一環として、小学校の長期休暇中に冬季学童保育「ヤマミィ学級」を、吉田キャンパスと小串キャンパスにおいて12月25日(金)から1月7日(木)までの6日間、実施しました。

 

学童保育は、朝8時15分から夕方6時まで利用することができ、今回も小学1年生から6年生までの22名が利用をしました。保育場所が学内にあるため、出退勤の際に送迎することができます。また、昼食時間を親子で過ごしてともにリフレッシュしたり、子どもが体調を崩した時にはすぐに対応できるなどのメリットがあります。  今回は、新型コロナウイルスの影響で学生サポーターの採用は見送りましたが、NPO法人やまぐちレーテ子育てBambiniのスタッフによるプログラムを実施しました。

 

プログラムとして、「お正月のしめ縄飾りを作ろう!」では、作り方や使用される素材の意味を教えてもらいながら、藁を力いっぱい編み込んでそれぞれのご家庭に飾るonly oneのしめ縄を作成たり、「手芸遊び」では、自分の好きな色の毛糸を用いて、自分の指を棒針代わりに器用に毛糸を編み込んでいきました。その姿を横で見ていると「これはお父さん、これはお母さんの為に作ったの」と女の子が嬉しそうに見せてくれてとても微笑ましかったです。「みつろうクリーム作り」では、蜜蝋を湯せんで溶かして保湿クリームを作りました。「ジャンベ太鼓で“歌おう、踊ろう”」では、事前にスタッフが作成した竹の打楽器を全員で叩いて、ダイナミックな音と楽しいリズムを生み出したり、世界各国の珍しい楽器を実際に見て触れたり、その音を実際に聴いたりしました。最終日の「また会おうねparty」では、ジャンベ太鼓のリズムに合わせながら世界各国の楽器を子供たちがそれぞれ奏でて楽しい演奏会を実施しました。

 

参加した子供たちからは、「しめ縄にも色んな意味が込められている事が分かった」「自分の手と毛糸さえあれば編み物ができて面白い」「こんな形の楽器から音が出ていて不思議」といった感想が寄せられました。