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山口大学共同獣医学部

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獣医学研究における連携強化のための
「第9回AJIVEシンポジウム」が開催されました

 インドネシアの獣医系大学と山口大学共同獣医学部・共同獣医学研究科および日本の獣医系大学の教育・研究交流を図るため、2017年から始まった本シンポジウムも9回目となりました。主催大学であるインドネシアBrawijaya Universityにおいて対面形式で2025年5月22日(木)に開催されました。

 今回は、インドネシアから12大学、日本からは山口大学、鳥取大学、岩手大学の3大学から参加があり、キーノートプレゼンテーション3題と口頭発表およびポスター発表による一般演題45演題の合計48演題の発表がありました。オープニングセレモニーとして、主催大学Brawijaya UniversityのImam Santoso副学長およびDyah Ayu Oktavianie獣医学部長、インドネシア獣医大学協会代表のTeguh Budipitojo教授(Gadjah Mada University)および度会雅久共同獣医学部長(山口大学)の挨拶にはじまり、村上賢二教授(岩手大学)による大学紹介、木場智史教授(鳥取大学)とAulanni’am教授(Brawijaya University)、Muchammad Yunus教授(Airlangga University)によるキーノートプレゼンテーションが行われました。一般演題45演題について、4つの部屋に分かれ、それぞれの演題について活発なディスカッションが行われました。

 本シンポジウムは、日本とインドネシア双方の教員の共同研究関係を確立して発展させること、インドネシアにおける次世代の教員候補者が、日本において学位取得するための協力関係を築くことを目的として設置されているため、Deans meetingでは、学生交換留学プログラム、相互教育システム構築などについて話し合われ、今後も協力関係を進展させていくことが確認されました。

 

 最後に、次回のシンポジウムは、来年(2026年)5月にインドネシアのUdayana Universityで開催することが了承され、盛会のうちに終了しました。


<オープニングセレモニーでの集合写真>

(写真をクリックすると拡大画像をご覧いただけます)