【終了】令和2年度第2回ダイバーシティ推進セミナー AI研究デザインセミナー

2020年12月18日(金)、令和2年度第2回ダイバーシティ推進セミナー「AI研究デザインセミナー」を開催しました。

主会場を吉田キャンパスとし、小串キャンパス、常盤キャンパス、山口東京理科大学を遠隔中継で結び、 教職員、学生の44名が参加しました。

 

令和2年度科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」において、 女性研究者の研究力向上の一環として

「AI研究デザインプロジェクト」を実施しています。「AI研究デザインプロジェクト」とは、 既存研究にAI技術を適用したり、

AI研究者と女性研究者をマッチングすることにより、研究効率化と研究活性化を図り、 研究力向上を目指すプロジェクトです。

本セミナーでは、AI研究デザインプロジェクトの紹介及びAI技術による研究の可能性について事例紹介を行いました。

 

まず、ダイバーシティ推進室長の鍋山祥子副学長より、「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」事業について説明がありました。

次に、情報・データ科学教育センター長である松野浩嗣理事から「AIでできること~学内と県内企業の事例から~」と題して講演があり、

AIの可能性や、具体的な事例などを分かりやすく説明いただきました。

 

最後に、大学院医学系研究科 法医学講座の高瀬泉教授より、自身の研究にAIを活用した事例として 「児童虐待事案の医学判断へのAI活用」

と題して講演いただきました。 参加者からは、「今後、可能であればAIを取り入れたい」

「事例紹介が分かりやすく、 自分の研究への活用がイメージしやすくなった」などの感想がありました。

「AI研究デザインプロジェクト」を推進していくための有意義なセミナーとなりました。