介護相談トークセッション～仕事と介護の両立のために～を開催しました

山口大学では、教職員の仕事と介護の両立支援として、NPO法人 海を越えるケアの手（シーケア）と法人契約を結んでおり、親の生活や介護についての不安を解消するために無料相談などのサービスを利用することができます。その取り組みの一環として、2021年9月24日（金）に介護相談トークセッション「仕事と介護の両立のために」をオンラインにて開催しました。

本セミナーでは、教職員の皆さんから事前に寄せられた質問に沿って、ダイバーシティ推進担当の鍋山副学長がファシリテーターとなり、シーケア所属の介護専門職である安喰氏と対話する形式で進めていきました。仕事と介護の両立においては、各家庭によって様々な課題があり、寄せられた質問も多岐にわたりましたが、安喰氏から一つ一つの質問に対して丁寧に回答をいただくことができました。

具体的には、遠距離介護で利用できるサービス・便利グッズの紹介から、ケース毎の親との寄り添い方、ケアマネージャ―との関わり方、介護制度・保険に至るまで幅広い内容となりました。

参加者からは、「介護の問題は、各家庭環境、家族関係によって状況が異なるので、こういったセミナーは、初期段階で聞いておく方が良いと思った」、「親が老いていく現実に立ち向かう心構えができたような気がする」「介護とは親子関係を再構築していく期間なのだなという印象を持った」等、その他にも多くの感想を頂きました。

今後も高齢化が進み、仕事と介護の両立問題は、私たちにとってますます身近なものになります。不安や心配などを抱え込まず、いつでも気軽にご相談いただけばと思います。シーケアの相談窓口（03-3249-7231）

ダイバーシティ推進室では、今後も教職員の仕事と介護の両立支援のための取り組みを継続していきます。