専門教育におけるSTEAM教育

理学部

STEAM人材育成への姿勢

  • 初年次で行う共通教育は、他分野の感覚を身に付けるために重要と考える。
  • いかにうまく人に伝えるか、すなわちAの要素を身に付けることを目的とした「サイエンス実習」をすでに実施中である。さらに、理学部では2023年度から学部内で分野横断型プログラムを実施している。

STEAM科目導入方針

昨年度に引き続き、文理融合科目(A要素の導入)を試験的に実施する。また、2023年度から分野横断型プログラムの運用を開始している。

導入状況及び今後の予定

令和4年度
(実績)
理学部、人文学部の専門科目1科目を交差授業として試行的に実施した。理学部の「動物生理学」と人文学部の「西洋哲学特殊講義(哲学)」を同じ曜日の 同じ時限(月曜1,2限)に開講し、第10回の授業(12/10)のみ教員が交代する形で交流を行った。人文の授業では理学部の授業と関連させやすい「生物学の哲学」を取り上げた。関連するテーマについて異なる分野の方法論や問題意識に触れることは、学生にとって貴重な経験であったと思われる。
令和5年度
(実績)
理学部、人文学部の専門科目1科目を合同授業として試行的に開講した。理学 部の「動物生理学」と人文学部の「西洋哲学特殊講義(哲学)」を同じ曜日の 同じ時限(月曜1,2限)に開講し、第10回の授業(12/11)を合同開催した。「生態進化生物学と生物学の哲学(ダーウィン主義)」をテーマに、理学部3名の教員が話題提供をし、その後、理・人文(教員)・両受講生によるディスカッ ション形式の授業を実施した。関連するテーマについて異なる分野の方法論や 問題意識に触れることは、学生にとって貴重な経験であったと思われる。
令和6年度
  • ・人文学部の授業「人文ムセイオン」に、理学部教員及び理学部生が参加し、異なる視点からの講義、異なる視点をもった学生とのディスカッションを行うことで異分野融合を試み、カリキュラムに取り込むことを検討する。
  • ・サイエンス実習を実施する。
  • ・分野横断型プログラムを実施する。
          
令和7年度以降
過去3年の試行を踏まえて、有効な授業形態を検討する。

各学部のSTEAM教育