専門教育におけるSTEAM教育

共同獣医学部

STEAM人材育成への姿勢

Society5.0の実現で社会構造が大きく変化することが見込まれる中で、獣医師にも新しい価値を創造するための思考の変換が必要となってきており、この変換を促すのがSTEAM教育である。その思考方法を獲得し、優れた社会適応能力を身に付けた者がSTEAM人材と考える。

STEAM科目導入方針

ヒト、動物、環境の健康(One Health)問題の解決を念頭に、「獣医国際感染症学」(1~6年生対象)、「先進獣医学演習」(5~6年生対象:4単位)を新設し、グローバルな視点をもち、国際社会の中で活躍する人材の養成を目指し、STEAM教育プログラムとして充実させていく。この実施にあたり、社会科学系学部との連携機会を探る。また、新設する「国際獣医学特別研修」(1~6年生選択科目:期間に応じ1,2,4,8単位)をSTEAM教育プログラムと連動させる。

導入状況及び今後の予定

令和4年度
(実績)
STEAM 教育の実践を目標の1つとして新たに導入した「獣医国際感染症学」、「先進基礎獣医学演習」、「先進応用獣医学演習」、「先進臨床獣医学演習」、「国際獣医学特別研修B」を実施し、既存の「獣医学概論A」の中でも新たにSTEAM教育を実施した。
令和5年度
(実績)
「獣医国際感染症学」、「先進基礎獣医学演習」、「先進応用獣医学演習」、「先進臨床獣医学演習」、「国際獣医学特別研修B」及び「獣医学概論A」でSTEAM教育を実施した。
令和6年度以降
前年度末に総括される取り組み内容を検討し改善方針を立案し、 STEAM 教育の実践機会としての効果的運用を持続する。           

各学部のSTEAM教育